読書が世界を救う

読書によって自分だけでなく世界が変わると信じています

頭のいい人は「短く」伝える

日頃している普通の会話で、

「あれ?言いたいことがなんか伝わってないかな?」

って思うときありませんか?

 

私はあります!!

そんな時に見つけたのがこの本

 

『頭のいい人は「短く」伝える』

著者:樋口 裕一(ひぐち ゆういち) だいわ文庫

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●概要

 

この本では、私みたいな悩みを持った人のために

・なぜ話が伝わらないのか。その問題点。

・「伝える力」をアップさせる3大要素(書く、話す、読む)

・書く、話す、読むは全て4行構成で作られる。

・4行構成のと例文集

の順で分りやすく構成されており、読んだ次の日から実践出来る内容になっている。

メールの定型文なら聞き慣れている方もいると思いますが、話の型なんて聞いたことありますか??

この本を読んで、是非話し方の型というものを意識してみてください。

もしかしたら、周りの話し上手な人は型を駆使して話をしているかもしれませんよ!

 

●もっと個人的な話

泳ぐことが出来ない人は、「泳げない人」

走るのが遅い人は、「足が遅い人」

じゃあ、話が下手な人は??

 

「話が下手な人」ですか??

 

普段一緒にいる時間が長い人はそう思うかもしれませんね。

でも、もし初対面で内容がつかめない話を長々とする人がいたらどう思いますか?

 

きっと、

「この人、頭が悪いな。」

って思いませんか?

この本の題名を見た時に、すぐに納得出来たのは私だけではないはずです。

 

また、普段の会話で上手く話を出来ていない自分は、周りから予想以上の低評価を受けているのではないかと思いました。

普段何気なく行っている会話を、すればするほど自分の評価を下げているなんて考えたら怖いですよね。

 

この本の中では、伝える力は「書く」「話す」「読む」の3つの力が連携して出来ていることを述べている。

また、そのどれもが「4行構成」で成り立っており、型を覚えることですぐに活用出来ると説明している。

だが、裏を返すと

 

“人より優れた発信力を身につけるためには、「書く」「話す」「読む」の3つの力を鍛えることが必要不可欠なのだ。”

 

本文中には

・基本型の4行

・結論先行型の4行

・根拠優先型の4行

・エピソード型の4行

の4つの型について例文も交えて説明がされています。ダメな例文を、型にはめることでどのように分かりやすくなるか分るため、とても理解しやすい。

 

・My Challenge

この本の中で思考力を高めるトレーニングが紹介されている。

それは、「3WHAT・3W・1H」を口グセ(くちぐせ)にすることである!

 

5W1H」で文章を書きなさいと義務教育時代にはよく言われていたと思うが、「3WHAT・3W・1H」は聞いたことがないと思う。

 

それもそのはず、筆者が独自に考えたものだからだ

「3WHAT」とは

・それは何か(定義)

・何が起こっているのか(現象)

・何がその結果起こるか(結果)

 

「3W」とは

・WHY(なぜそれが起こっているのか(理由・根拠))

・WHEN(いつからそうなのか、それ以前はどうだったか(歴史的状況))

・WHERE(どこでそうなのか、他の場所ではどうなのか(地理的状況))

 

「1H」とは

・HOW(どうやればいいか(対策))

 

を口グセにするだけ!

他にもワークが載っていましたが、今回は学んだことを生かして1ヶ月「5WHAT・3W・1H」を口グセにします。

成果報告もブログにします!

 

みなさんも一緒に頭のいい人の話し方を目指しましょう!